サ行の言葉。ザ・ダ行の言葉。さぁ、どちらを使おうか。

こんにちは。心理カウンセラーの掛川恵二です

言葉には実に様々な使い方があります。説明をする、指示を出す、普段のおしゃべり、感情を伝える、など日常の多くの場面で言葉を使って私たちは暮らしています。

今日は、サ行とダ行の言葉が人の行動や思考に与える影響について考えていきます。普段何気なく口にしている言葉を思い浮かべながらお読みいただくと、もしかしたらあなたの動きや考え方の傾向にも当てはまる事柄があるかもしれません。

それでは「さっそく」始めていきましょう。

  サ行 ダ行
言葉 すごい、さすが、すばらしい だって、でも、どうせ
思考 ポジティブ ネガティブ
行動 前進していく 後退していく

    いかがでしょうか。サ行の言葉を自分にも他人にも習慣的に投げかけると気持ちが前向きになっていきそうです。一方でダ行の言葉は印象が悪いと捉えがちですが‘、そうでもありません。愚痴をこぼしたい時、辛く心を痛めている時、自分の本音を吐き出す時にはダ行の言葉が出てくることもあります。その時は、無理にサ行の言葉に変換しようとせず、湧き上がるダ行の言葉を噛み締める時もあるかもしれません。 続いてはこちらです。

  サ行 ザ・ダ行
言葉 さっと、すっと、せっせ じっくり、どっしり、ずっと
思考 軽い、爽快、不安定 重い、慎重、安定
行動 前進、動く 止まる、支える

  いかがでしょうか。サ行は軽やかに物事を前に進めたい時に有効ですね。一方で、軽率な行動や短絡的な思考にも陥りやすくなるかもしれません。 逆にザ・ダ行は、落ち着き立ち止まって考えたい時には有効ですね。一方で、物事を進めたい時には停滞を招いてしまうかもしれません。  

ご自身の性格やお気持ちの状況に合わせて、これらの言葉を少し意識しながら使っていくことで思考や行動に変化が生まれて、抱えている課題解決の一助にしていただけたら幸いです。

今の私には、さっそく活用していただきたい気持ちと、じっくり読み返していただきたい気持ちが生まれてきました。最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

掛川 恵二
掛川 恵二くれたけ心理相談室(大和支部)心理カウンセラー
カウンセリングを重ねることで、あなたの杖として歩みを支え、提灯になり足元の段差を照らし、旅を進めるための安心道具のひとつになれたら嬉しいです。

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