なりたい自分をイメージする

こんにちは。冬の星座の代表格「双子座」生まれの掛川恵二です。

今回は、カウンセリングはどんなサービスなのかを考えてみました。

 

「心理カウンセリングの効果」については、私がお話しするまでもなく専門的知見からまとめられた情報が書籍やWEBで多数示されております。例えばストレスや悩みが軽減される、自己理解が深まるなどが挙げられます。

そしてカウンセラーは一方的に解決策を提案したり、専門的な知識をお伝えするという立場というよりは、クライエント様との対話という双方向のコミュニケーションを図りながら、ご自身の中から新しい発見や気づき、心境や考えの変化を感じていくという時間を大切にしています。

今回はその中でも、私が特にご提供したいと考えていることや思いについての内容になります。もしよろしければ最後までお付き合いください。

 

さっそくですが、人には様々な欲求がありますが、それらを満たしてくれるモノやサービスについて、ご一緒に思い浮かべてみていただけますか。

例えば、、、

外食業 食事を提供して空腹を満たす。空間や接客を提供して思い出や楽しい時間を得られる。

趣味や習い事 お客様が興味関心のある体験を提供して、高揚感や達成感を満たす。人との繋がりや認め合う体験を提供し、安心感を満たす。

観光業 日常では味わえない体験や景観、おもてなしを提供して、充足感、好奇心、知識や教養を満たす。イベントなどを通じて楽しい思い出を残す。

アパレル業 衣服を提供して暑さや寒さから身を守る。好みの服を選んで身につけることで自己表現が出来る。

その他、医療、教育保育、建設、行政、娯楽、文化、などありとあらゆる分野で展開されているサービスを挙げればキリがないですね。私たちはそれぞれに価値を感じて、提供される商品や経験に対価お支払います。

そして、ある程度自由に選択して消費活動ができる状況にある人は、ご自身の裁量でこれらのモノやサービスを通じて自分の欲求を日々満たそうとするのだと思います。(何らかの事情で、自由な活動が制限されている方々にとっては、それらのサービスに接続しづらく、不満や不安をお感じになっておられるかもしれません。社会課題としても重要なテーマではありますが、今回の主題とは逸れてしまいますのでまた別の機会にブログにしていきたいと思います)

 

それでは、心理カウンセリングを通じて私は何を皆様にご提供したいのか、という問いを自分に投げかけてみると、

「誰かに自分の話を聞いてもらいたい」「誰かと一緒に悩みを考えたい」そんなふうに思った時、その「誰か」の1人に心理カウンセラーという選択肢を思い浮かべていただける。安心感のある人間関係の場を心理カウンセリングでは提供しています。

 

私は不安や焦りを感じた時に、「自分のことを知ってくれている人、共感していくれている人、その人の顔を思い浮かべる」と、それだけでも不思議と勇気が湧いてきて気持ちが支えられるということがしばしばあります。

あなたにとっての、そんな存在の1人になれますように。これからも学び続けていきたいです。

補足になりますが、対話の雰囲気も大切にしています。

向き合って座り、「話す側と聞く側」、「カウンセリングを利用する側と提供する側」という関係でご対応することもあり。公園のベンチに並んでゆったりと腰をかけて景色を眺めながらお話しをしているイメージで、その時の語りや気持ちを紡いで一緒に感じていくという関係でご対応することもあり。ご要望やご主訴に応じながら、カウンセリングという安心して落ち着ける人間関係をお一人おひとりに合わせてご提供できればと考えております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

掛川 恵二
掛川 恵二くれたけ心理相談室(大和支部)心理カウンセラー
カウンセリングを重ねることで、あなたの杖として歩みを支え、提灯になり足元の段差を照らし、旅を進めるための安心道具のひとつになれたら嬉しいです。

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