ギスギス、ジメジメした職場の雰囲気を明るく変えたい!

こんにちは。心理カウンセラーの掛川です。

今日は職場の雰囲気を明るく改善したいと思われている方に、おすすめの方法を1つご提案させていただきます。

「仕事は順調だけどなぜか居心地が悪い」「忙しくてどうしても職場がピリピリしてしまう」「事務所の空気が重くてなんだか心が沈みがちに

職場では常に業務と時間に追われてそれぞれの仕事に集中していると思います。特に始業前の朝は通勤の疲れに加えて、予定や引き継ぎの確認、段取りや準備などがありまだ気持ちが落ち着いていない時間帯ですよね。交代制の職場では朝夕問わず常に誰かが働いている状況ですし、「同僚との挨拶」は無意識に交わしている方も多いのではないでしょうか。

職場の雰囲気をよくして気持ちよく爽やかに働きたい!と思っている方、何気なく交わしている同僚との「挨拶」に「2つの作法」を意識してみてください。

1.作業している手を止める 歩いている足を止める

2.相手の名前を付け加える

1.手足を1秒だけでいいので止め、相手の方に向き直ることで、その方を尊重し大切にする気持ちを表すことができます。毎日顔を合わせる同僚ですが、「今日も会えてよかった」とその1秒静止の間に感謝の気持ちが宿ります。もしも、余裕があったら視線を合わせられたらさらに効果は高くなります。

2.「おはようございます」「お疲れ様です」など、それぞれの職場の風習にあった挨拶言葉の前に「〇〇さん」とその方のお名前を付け足してみましょう。名前はその人を表す大切なものです。同僚を敬うだけでなく、「今日も1日よろしくね」というメッセージを込めることができます。

照れや恥ずかしさがあると思いますし、相手との関係性の深さなども様々ですから、ご自身の状況に合わせてぜひチャレンジしてみてください。

注意点

初めは「どうしたの急に!?」「なんか気持ち悪い」といった苦い反応が返ってくるかもしれません。その場合は親しい同僚から少しずつ広げていきましょう。また、ご自身が様々な理由で不調な時は無理せずに、継続して取り組まれてくださいね。それから、「私はこんなに挨拶に気を遣って雰囲気をよくしようとしているのに誰も理解してくれない」と落ち込み、悲観的になってしまう場合にも無理なさらないでください。

12を組み合わせることが最も効果的ですが、難しければ1だけでも実践してみましょう。いつもの挨拶に2つの作法を加えることで職場の雰囲気はチョットずつでも確実に変化していくのを感じられると思います。焦らずご自身の状況とペースに合わせてぜひ取り組んでみてくださいね。

投稿者プロフィール

掛川 恵二
掛川 恵二くれたけ心理相談室(大和支部)心理カウンセラー
カウンセリングを重ねることで、あなたの杖として歩みを支え、提灯になり足元の段差を照らし、旅を進めるための安心道具のひとつになれたら嬉しいです。

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