「〇〇言葉」を使って円滑で好印象なコミュニケーションを!
ズバリ、「クッション言葉」を使いましょう!という内容です。
私がお伝えするまでもなく「そんなの常識でしょ〜」という内容ではありますが、「クッション言葉」をご存知ない方、まだ使い慣れていない方もいらっしゃるかと思いますので改めておさらいしてみましょう。
私たちは日常的に様々な場面で「お願い」「お尋ね」「お断り」の3つのお伝えを繰り返して生活しています。例えば、
家族で食事中に妻に対して「ちょっとお皿とって」とお願い。
スーパーで買い物中に店員さんに対して「牛乳はどこですか」とお尋ね。
仕事中の相手に対して「メールの内容を確認して欲しい」「今日中に提出してください」とお願い
友達と遊びの予定調整連絡に対して「その日はNG」とお断り
と無数のやり取りを行なっています。特にお仕事中はこの3つのお伝えは頻繁に行なっているのではないでしょうか。
上記の例文でも内容や意味は相手に伝えることはできますが、より円滑にコミュニケーションを図るためにぜひクッション言葉を使っていきましょう。
代表例は、「恐れ入りますが」「差し支えなければ」「お手数おかけいたしますが」などが挙げられます。
お願いの場面:「恐れ入りますがメールのご確認をお願いいたします」
「お手数おかけいたしますが資料の配布をお願いします」
お尋ねの場面:「恐れ入りますがトイレはどちらにありますか」
「差し支えなければご出身をお聞かせください」
お断りの場面:「恐れ入りますが〇日は所用があり参加が難しい状況です。お手数おかけいたしますが別の日程でご調整をお願いします」
など状況によってさらりと使い分けることで、丁寧でやわらかい印象付けを行うことができます。
さらに関係性や相手との心理的距離感などによってアレンジしてみましょう。先ほどの例文に付け加えるとしたら、
「食事中ごめんね。ちょっとお皿を取ってもらえると嬉しいな」
「いつも予定の調整ありがとう。でもあいにくその日は都合が悪くて」
このように伝えたい内容の前後に自分の感情やお礼のひと言などを付け加えると、良好な関係をさらに気持ちよく続けることができるでしょう。親しき中にも礼儀あり、ですね。
ぜひ、ビジネスにおいても私生活においても相手を大切にする思いやりの気持ちを込めて使っていきましょう。
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